>> 株式投資で損ばかりしている方へ、、、
とりあえず、これを読んでみて下さい
ドバイの企業はすごい |
前作「ドバイ株投資完全マニュアル」に次ぐ、ドバイ株投資の期待の第2弾!
ドバイ株投資の開拓者であるジャパニーズ・サムライ"石田和靖氏"と、
アブダビ投資庁、ナショナル・バンク・オブ・アブダビのファンド・マネジャーを務める
"デビット・サンダース氏"の共著による、日本初のドバイ上場企業ガイドブックである。
これを読んでみて思ったことは、とにかく「ドバイの企業はすごい!」の一言に尽きる。
ドバイだけではなく、周辺国のサウジ、クウェート、カタール、ヨルダン、シリア、中国、
インド、パキスタン、アフガニスタン、エジプト、スーダン、モーリタニア、セネガル・・・
・・・など挙げだしたらきりないほど、ドバイの上場企業はグローバルに活躍している。
また、そのような背景から、本書はドバイだけではなく世界を理解できる本かもしれない。
「フラット化する世界」になりつつある昨今、今後力強く成長していくのは、このような
グローバルマーケットで活躍し、増収増益を続けている企業たちであろう。
逆にドメスティックなマーケットで競争をしている企業は淘汰されていくに違いない。
そんな、世界市場を視野に入れている、DFM、ADSMの上場企業たちに投資するための本。
今後大きく育つに違いないと思えるような企業30社を、概要や事業活動、長所と短所、
今後の成長見通し、また5年分の財務データや株価指標などが掲載されている。
私は著者のことを知っているが、とにかく情報集めにはものすごい苦労をしたという。
遠く離れた中東湾岸地域の、その情報の入手困難さはアジア株の比ではないという。
また、最後付録でついている、石田氏とサンダース氏の対談がおもしろい。
サウジアラビアからドバイへ帰国した石田氏を、サンダース氏が迎えるようにして
サウジアラビアやアブダビなども含めて、ドバイと周辺国の今後を対談している。
よくもまぁこれだけの情報を調べたなということと、著者のドバイへの思い入れが力強く
伝わってくるということ、それと著者の勇気ある行動、星5つを進呈させていただく。
実践的。 |
前著「ドバイ株投資完全マニュアル」はドバイ市場の概略説明、及びドバイ株に投資するための窓口(証券口座)開設マニュアルであった。
今回は実践向けに、ドバイ・アブダビ市場に上場している企業をセクター別に(銀行・不動産等)詳細解説している。
つい最近ドバイに興味を持ち、一体何をベースにドバイ株を選べば良いのか不安を感じていた自分にとって、よい判断材料になっている。
ドバイ市場の良い所ばかりではなく、マイナスと思われる所(特定のセクターに偏っている等)についてもきちんと述べられており、好印象。