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>> 株式投資で損ばかりしている方へ、、、
    とりあえず、これを読んでみて下さい



インベストメント ハードラー (FOOTBALL Nippon Books) 人気ランキング : 34615位
定価 : ¥ 1,680
販売元 :講談社
発売日 : 2006-07-26
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 1,680
一人のアスリートの成長記

投資の話と競技の話がうまく交錯しながら、著者が人間的に成長していく様が見てとれる。
読後感は爽やかだ。

ただ本書では投資と競技に話が分散したぶん、深い踏み込みが足りず中途半端かな、という感もしなくはない。

どうも受け入れられなかった

 「陸上選手にとって、最大のリスクは陸上以外のことに思考が向かってしまう
こと」だと書かれているこの本は、陸上選手が「お金」「投資」について自身の
体験を書き綴ったことで完成したものである。

 世の中をよりよくするための手段として「お金」が有効であるという主張は賛
同できるのだけれど、どうにも著者の「立ち位置」が最後まで納得できず必要以
上に受け入れられない一冊になってしまいました。

みんなが幸せになる投資

自身の投資体験を陸上競技と合わせて書いています。
お金を必要としているところに投資して、お互いが幸せになるという考え方に共感しました。
頭のいいアスリートだと思います。

投資と人生

為末選手のような独立系アスリートも含め
経営者の人生は戦いの連続である。
そのなかでも金銭との格闘は避けて通れない。
私レビュアー自身も、為末選手同様、安定した生活を溝に捨て
経営者として強烈な重圧のなか、日々を過ごしている。
全ての責任は自己にある。試行錯誤をしている間に
金銭は流血し、貴重な時間は湯水の如く消費される。
資金がショートしもはや駄目かと諦めかけたこともある。

筆者は自身の体験からお金の重要さを力説する。
そして日本人の金銭感覚を嘆く。が、わかる人だけが
わかっていればそれでもいいのではないかとも思う。
古今東西、野心家が世の中で大きな仕事を成し遂げるための
最も重要な要素はカネである。
大きな仕事を成し遂げるには、優れた投資家でなければならない。
単発で優れた業績、結果を残しても、金が無ければ
それを更なる次のステージに結びつけ、立つことはできない。
戦国時代、真田は徳川を3度打ち負かしたが、両者の決定的な
違いはカネの差である。

野心という私益を達成するためには、己を冷静に分析し
加えて投資先の他益、ひいては世の中全体に及ぼす公益を
考慮しなければ結局は失敗する。本書が最も訴えるのはこの点にある。

投資家として、
最も参考になるのは、本書のような一流の人物による金銭哲学、
そして歴史上の人物たちのお金の使い方、活かし方である。

※ただひとり、ユリウス=カエサルの金銭感覚だけは参考にならない。
一般の人は間違っても真似をしてはいけない。
新潮社のローマ人の物語4・5巻を読んだ人ならわかると思う。
あれは全世界史を鳥観してもカエサルだけにしかできない。

一流陸上選手の投資体験記

著者はメダリストでもある一流陸上選手です。

いままでの陸上を通して人生を追求してきたこと、
独立後のお金についての心理面における苦労、
投資との出逢いとその成功について、わかりやすく
体験的に述べられています。

内面的な記述も充実しているため、真面目にそして
真剣に一つの道を人生を駆けて追求してきた人が投資と
出会った際、どのように感じるか、そして関わっていくかが
わかります。

初期投資額30万円が数年で2000万円になったということ
でしたが、人との出逢いに拠るところが大きく、ある
分野で真剣に生きている一流の人は、出逢いにおいても
巡り合わせがよくなると思いました。

著者はまだ陸上選手としても現役であり、今後のオリンピック
などにおける活躍が楽しみなのはもちろんですが、
陸上選手を引退してから、おそらく活躍されると予想される、
ビジネスや投資の世界での活躍も期待させる本です。

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