>> 株式投資で損ばかりしている方へ、、、
とりあえず、これを読んでみて下さい
お奨めしません |
「分かりやすく書く」ことと「使い古された表現を多用する」こととを間違った筆者による説得力の無い本である。極めて頻繁に「野球では?」という比喩を使っているが、そこから導き出される結論が何も訴えてこない。「××をやってはいけない」と言いたいために、その理由を箇条書きのように羅列しているだけで、文章にも論理にもなっていないので非常に読みにくい本だった。また「山一證券時代に?」として引用される体験談も、ほとんどが「他人の経験」でしかない。どうせ「元証券マン」を売りに執筆するなら、「私は○○の経験をした。その結果、こう考えるに至った。個人投資家の方も××はやってはいけない」と書けば良いのに、そうした記述は皆無に等しい。「時間の無駄だから指値は駄目」と言ってみたり、「信用売りは危険ではない」と言ったり支離滅裂である。平凡な相場格言の本なら、もっと優れた本がいくらでもある。元証券会社のディーラーであれば、その経歴に相応しい説得力のあるロジックで読者に訴えるべきである。
株式投資を始めてまだ日が浅いあなたにはきっと役に立つと思います |
転ばぬ先の杖。
という諺があります。
この本は株式投資をするにあたっての転ばぬ先の杖になると思います。
この本に掲載されているやってはいけないこと、僕は結構やってしまっていました。
株をはじめて日が浅いときにこの本を読んでいたらきっとそんなことはしなかっただろうに。
大きな損をする前にぜひ読んでおきたい本だと思います。
とても参考になりました!! |
普通株の話をすると、理念や理論が優先され、意外に現場の話はでないものだが、著者は山一勤務時代の経験を豊富に語っている。そこから導き出される結論は、単純にして明快かつ実践的で大変参考になった。著者の文体からは株の経験者をメインにしている感があるが、未経験者でも十分に理解できると思う。ローソク等のテクニックの記載を最低限に抑えているのも好感が持てる。
また、(これは私の劣等感の裏返しかもしれないが)株の本の著者は威張っていて人を見下している感じが文体から漂っていることが多いが、著者の文からは誠実な人柄を感じる。その点でもgood!!
心に戒める本 |
本職に影響を与えてはいけない、
株式チャートを一日に何回も見てはいけない
ついついはまりがちになりがちなサラリーマン株式投資家
に対する警告も含めた戒めも多く乗っています、心に
刻み込みたいものです
文庫本で買いました |
巷に溢れている、デイトレ等の株式投資本の殆どは「勝つテクニック」を
中心に書き、リスク管理については「損切り」が書いてあるくらいです。
初心者はこういう本を読んで実行して結局は失敗する人が多い。
株式投資において大事なのは勝つ事よりも負けない事であり、
「やるべき事」よりも「やってはいけない事」を先に書くべきです。
「こうすれば勝つ」という内容が半分以上を占めている本を信用してはなりません。
その点、この本は良心的だと思います。かつての山一證券の話も興味深いです。