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>> 株式投資で損ばかりしている方へ、、、
    とりあえず、これを読んでみて下さい



投資銀行―日本に大変化が起こる 人気ランキング : 9610位
定価 : ¥ 1,418
販売元 :PHP研究所
発売日 : 2006-05
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 1,418
企業買収の裏に投資銀行

投資銀行の業務の他に、買収に狙われやすい企業や投資銀行での仕事術なども述べている。大規模な企業買収の裏ではたいてい投資銀行が関与しており、買収企業価値の算定や買収メリットなどの分析、アドバイスをおこなっているようだ。また日本の金融機関が外資系投資銀行にかなわん理由として、日本の金融機関の経営の弱点や国際的ネットワークの弱さなどを指摘している。トピックもおもしろく、金融機関の人でなくても読める本。

ダメな邦銀と経営者

本書で参考になった点は、「邦銀は外銀に勝てない」、「ダメな経営者はM&Aを仕掛けられる可能性がある」の2つである。

なぜ邦銀は外銀に勝てないのか?企業としてのスピーディさややる気も挙げられていたが、最も説得力を持つ理由は、「海外企業とのコネクションの違い」だ。もはやM&Aはクロスボーダーに行われており、海外企業を買うor海外企業に売られていく案件も多い。このとき邦銀は海外企業との密接な関係や情報を持っておらず、国内企業とでしか案件は成立しない事が多いので、外銀はその点で大きく勝っているというのだ。これには大きく頷かされる。著者は邦銀を経験した後、JP、メリル、リーマンといった外銀の第一線で活躍しており、説得力が増すのではないだろうか?

次に、ダメな経営者はM&Aを仕掛けられるのか?ここで言う"ダメな"とは、会社の資産をフルに活用し、適正な収益を上げられているか、ということだ。これを実行してないと、ファンドなどがその企業を買収し、新しい経営者を送り込むことによって企業価値を上げ、数年後に再上場するというbuy-outをされることになる。会社のお金で私欲を満たそうとしている経営者などは標的になりかねない。

以上の2点をメインに書かれているが、実際のM&Aがどのように行われるかのストーリーや投資銀行の実態、KKRなどについても書かれている。投資銀行を目指す学生には強くオススメする一冊である。

IB

日本で出版されている投資銀行関連の書物では、かなり具体的な業務フローまで網羅された投資銀行実務編といったところ。
世界のIBで実務経験を積んできた実績豊富な一インベストメントバンカーが、その実態を解き明かしてます。
投資銀行業務を実体験とシュミレーションを交え丁寧に解説。日本でのWEBソース等の散在した情報に比べると、ある程度実務面からその実態をつかめるという意味で良書ではないかと。
KKRといった典型的なユダヤ資本が日本上陸し、日本も5年10年と益々資本主義のロジックが浸透していく事を感じさせられました、生温い経営やってると外資は財務見て、突如やってきます、もっと効率良くやれと。
GDPでお隣に負けない為にも、こういう世界があるんだと学ぶ意味でも一読の価値ありかも。

企業買収のアドバイザー

新聞紙上を賑わすM&Aとは?投資ファンドとの違い、外資系金融機関と日本企業との繋がり等の分野を知るには随分分かりやすい内容だったと思います。
普段日経新聞を読む習慣がある方には、興味ある分野をより深く学べます。まさにタイトル通りの本ですので、 異業種に従事する方にも分かりやすいかと思われます。

オススメです

投資銀行って日本ではあまり馴染みがありませんが、これからの金融を知る上で必要不可欠な一冊だと感じました。
投資銀行がどのような仕事を行ってるか、一日の様子を物語り風に書いてある部分もありビジネスマンだけではなく、
これから金融業界を目指す学生さんにもオススメしたい本です。

筆者は、日本興業銀行から外資金融で活躍された方で、日本の金融業界のあり方の問題点も鋭く突いています。
日本の銀行も時代の変化に合わせていかなければならないのではと感じました。

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